教えるって大事

ビジネスパーソンとしてはもとより、人として成長したい!と思っている方は多いことでしょう。

もちろん僕も成長したいと思ってます。

ただ僕たちの世界には精神と時の部屋や霊光玉(いずれも古い!?)のような爆発的な成長を促すツールは存在しません。

ではどうやったら効率的に自身や社員の成長を促すことができるのかを今回は考えてみました。

学ぶだけではダメ

社会に出ると成長のための学びの機会は少なくなります。
上司からの指導や社内の勉強会とかを除いたら、自分自身を成長させるための場がほとんどありません。

なので自発的にセミナーを受講したり、読書をしたり、オーディブルを聴いたり、動画を視聴して学ぶ必要があります。

ただ「知識として学んだ」だけでは成長とは言えません。

学んで得た知識を仕事に応用したりして、誰かの役に立って初めて成長と言えるでしょう。

たとえば営業パーソンが営業の話法を学習したとします。
実際の営業活動において、学んだ話法を取り込んで契約率がアップした!となれば成長といえますね。

でもこれってクルマの運転に置き換えると、初心者が机の上でビデオや教材で運転の仕方を学んですぐに、いきなり路上で(それも独りで)運転するようなものです。

当然、失敗する(クルマであれば事故に遭う)可能性が高くなります。

失敗経験は成長を阻害してしまうことがありえるので、できれば実地では成功体験を積ませたいところです。

なので部下や社員の育成のために学習機会を提供されている場合、

学習 → 実践

この間にもう1つプロセスを挟んだほうが失敗リスクが下がって、なおかつ暗黙知をシェアできるようになります。

それが「教える」ではないかと僕は思ってます。

ここでの教えるとは、学習した内容を・・
発表(プレゼン)したり
ディスカッションしたり など
誰かに教える(伝える)という意味です。

学習した内容が腹落ちしていなければ誰かに教えることはできません。
教える機会があるならば学習への姿勢が変わります。

このように教える機会を設けることで成長のスピードアップを図ることが可能となります。

もし皆さんの会社で勉強会などを実施されている場合は、学びの機会だけでなく教えさせる機会を作ってみては如何でしょうか!?

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