他人の話には興味がない?

以前、中日ドラゴンズの元監督(現GM)の落合 博満さんの講演を聞きにいったことがあります。

その中でとても印象に残った話が1つあります。

「私(落合さん)が監督をやっていた時ね、コーチが

『もっとこうやってバットを振れ!』

 と選手に指導していたんです。

 で、そのコーチに後で私はこう言ったんですよ。

君が現役の時にそういう振り方が出来ていたの?君が出来なかったことを選手に指導しても、選手は出来ないよ。それよりも俺はこういうバッティングをして全然打てなかったっていう失敗談を伝えてあげるべき。そうすれば、そのバッティングは失敗するからやめておこうって選手も1つ覚えるでしょ

 選手も理想論は分かっているんです。

 これ、皆さんにも言えますよね。ビジネスにおいてもお客様や部下は理想論は分かっているのです。

 理想に届かなくて困ってる。むしろ時々想定外の失敗が起こっ理想の姿に近づくどころか後退していく。後退しないための失敗談の方が喜ばれるし、聴いてもらえのです」

落合さんの仰っている通り、ビジネスでも一緒ですよね。

必ず成功する必勝法なんていうものは中々なくて、失敗の中から成功の道筋が見えてきます。

人は他人の話に興味を持って聴くことが苦手な生き物です。

興味を持って、つまり血肉にしてもらうための聴き方をしてもらうためには伝え方はもちろん、伝える内容に工夫が必要です。

営業マネージャーは部下に目標達成のために失敗をしないための方法を。

営業マンはお客様が選択に間違えないような正しい購入プロセスを。

それぞれ教えてあげましょう!

【質問】成功談や成功事例ばかり伝えてませんか?

失敗体験こそお客様や部下が求めている大切な疑似体験です。

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