最近はどの業界においても値上げラッシュです。
上がりづらい(上げづらい)収入とは違って、値上げは支出増となり家計を直撃するので大変です。
もちろん我が家も例外ではありません。。。
では値上げすることは悪いことなのでしょうか??
今回は値上げの必要性について考えてみました。
DAZNにみる値上げの意義
僕の趣味の1つにサッカー観戦があります。
主にJリーグを観ているのですが、もっぱらTV観戦です。
JリーグはDAZNというオンデマンド配信に加入していないと観られません。
で、このDAZNが値上げを今月発表しました。
実は昨年も大幅な値上げがありました。値上げ遍歴をまとめると
2016年 1,890円
2019年 1,925円
2022年 3,000円
2023年 3,700円
このようにサービス開始の2016年と比較するとほぼ2倍へと値上げされました。
SNS上では値上げに対して阿鼻叫喚状態だったのは想像に難しくないかと思います。
ですがこの値上げは悪なのでしょうか。
僕がDAZN側であれば・・・
・値上げしたら多少の解約はあるかもしれない
・けどW杯の影響があるので新規加入が望める
・むしろ以前のスカパー(※)に比べたら当初が安すぎて今が妥当の料金設定である
・もっと言えばスカパーとくらべて利便性の高いアプリを提供していて、いつでも端末を選ばず視聴できる環境を提供しているのだから(値上げした)今の価格でも安いくらい
・より良いサービスにするためには値上げにより収益を確保したい
と考えます。
※DAZN以前はスカパーのJリーグ視聴セットに加入しないとJリーグを観ることはできず、その当時の料金は月額3,000円くらいだったと記憶してます。
こう考えたら値上げは(DAZNにとって)正義かなと思います。
全ての値上げを肯定するわけではありませんが
「より良いサービス提供のための値上げ」
は全く構わないというのが僕のスタンスです。
またDAZNのように低価格で殴り込んでパイを取って、依存させて、値上げするというのは理に適った戦略だと思います。
この戦略は皆さんの業界でも使えませんかね?
まぁ本音を言えば、Jリーグの裾野を広げるという意味では年々視聴ハードルが上がっているので、日本サッカー協会には頑張ってもらいたいというのが気持ちはちょっぴりあります^^;